寒いのだ

2005年10月9日 日常
雨天曇天は好きだ。
陽光に弱い目なので、雨後の快晴はきつい。
晴れ上がった空も嫌いではないが出来れば少し陰っていてくれると落ち着く。

しかしそれにしても寒い。
私が「秋の上着」としている服では、夕方の犬の散歩が寒い。

部屋も寒い。
本を読む時は布団に入って暖まりながら読む。
寝てしまう。イカン…。
と言って暖房をつけるのには少々早いしー。

微妙な秋の到来だ。
まだ全然紅葉してないのになー。

★★★

ネットで好きサイトさんを巡ってると、たまに、管理人さんがすごく落ち込んでる時がある。

私もそうだし、サイト持ってる人はオフではなくオンに日記とかでダメージを吐露する人が多いから、結構リアルタイムでその人のダメージを感じる。
会ったことのない方の方が圧倒的に多いのだけど、ブログとか拝見すると人となりはそれなりの形を持ってイメージが出来るから、ダメージの内容はとても納得できる。
例え詳しく内容を書かれていなくても、自分の納得行く形に想像してる部分もあるし。

で、前は何かホッとする一言でも送りたいなと思うことがあったのだけど、今は全然。
その方がダメージを受けている、と思うだけで、何も言えることなどなくなってしまう。

それは、自分が以前、心身ともに最悪の状態にあった時を思い出すから。
あの時は、叱咤の他に、励ましも怖かった。
できるだけ表に出さないように努めていたのは、普段から親身になってくれる人に心配をかけたくなかったのも事実だけど、それ以上に励まされることが一番怖かったからだった。
かつてどんな優しい言葉をかけられても、
「あんたなんか結局他人のくせに、私の痛みなんかわかるわけない」
と、その人を憎く感じることすらあったから。
頭では「私のことを思って」と言う前提は分かりきっている。
でも、例えるならそれは、息をすることすらままならない人に
「栄養とってね」
と食べきれないほどの食事を差し出すようなものだ、と思う。

だから何も言えないのです。
自分の人生に頑張ってない人なんかいるわけないから、「頑張って下さい」なんて言えない。
「負けないで下さい」なんて、会ったこともない人に、大して知りもしない人に言われたくないだろう。
負けたくないなんて気持ち、本人が一番持ってるに決まってる。

遠くから、ご本人が自然に元気になってくれたらいいなぁと。
その方の気持ちに整理がつけばいいなぁと。
ちょっとでも明るくなれることが起きればいいなぁと。
思っています。

「落ち込む時はとことんまで落ち込んだ方がいい、いつも元気なのは逆に変だろ」
と、自分が思っているせいもあります。
ダメージ受けても立ち直れることは、長く続く平穏より、実は幸せと言うやつに近いんじゃないかなって。
立ち直れるって事は、力があるって証拠だなって。

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