ISBN:4838715285 単行本 鈴木 おさむ マガジンハウス
2004/09/16 ¥1,050

放送作家鈴木おさむ氏が、森三中の大島みゆきさんとの結婚生活を(これでもかと言うほど)赤裸々に綴った本。
表紙見て思わず手に取ってちょっと中身見て大爆笑で購入。
読み進むうちにあまりにも赤裸々すぎてこっちが「こんなこと聞いちゃっていいの?」とご近所の噂を聞いてるモードになっちゃった。
しかしなんとも「いい夫婦(コンビ、とした方が適当かな)」。
これは旦那さん側の視点なので奥さん側からすればまたまったく別の悲喜こもごもがあると思うけど、これがホントにお互いの総意だとしたならば、価値観の一致がこれほど顕著な夫婦も珍しいと思う。

★★★

ちょっと落ち込んでます。
妹が「アンタあんなに浮かれてるじゃん!」ゆったけど(笑)。
うんまぁねーそりゃ毎日男塾の素敵な面々声付きで動くの眺められるわけですから最高ですよ。
でも、この本の中にも出てくるんですが、「寂しさと言うやつは厄介で、満たされてるはずなのに急に襲ってくる」。
きっかけの一つもなかったわけじゃあないんですが…。

なんかほれ、ゲームは確かに面白いけど獅子丸見てるとさ、憧れの人が大人になってその子がもうこんなに大きくなっちゃった、と言う寂しさもあるわけで。
(原作見てるだけなら切り離して考えられたんだけど、「当時の男塾」再現に獅子丸が登場して、当時憧れたままの姿の彼を「親父」とかゆわれた日にゃなんかその、こっち側にいる自分の年月がまざまざと思い知らされて夢見心地に水さされるって言うか)

んで、今現在の自分についてちょっとアレコレ尋ねられることがあって、胸張って現状説明できないのが情けないなとか。

塾ゲーしてたとこ母が見て「お前はもうそんな年じゃないでしょ」と諭されたりとか。
母にとって大人はアニメも見ないしゲームもしない、加えてこの年なら子育てと旦那に時間割くのが「まっとう」であるわけで。
同好の士や同年代で似た立場の方に対してまで「現状恥ずべき」などとは申しませんが、私にとって母は「とてもまっとうな人」であり「世の、社会人の正しさの全て」であるので、ただただなんか申し訳ないというか、ろくでもない自分が切ないと言うか。
朝早く起きて夜早く寝る、三度の食事をちゃんと採り相応の年に結婚し子供を産む、ご近所づきあいもどこの娘さんと言うわけではなく一人前の大人としてできる。
そう言うあまりに人間として立派なまっとうな…母にしてみれば最低の常識たろう…条件を満たせていない自分はハイごめんなさいとしか言えないわけで。
あくまで一個の家の中の価値観であると思うので私個人に当てはめて恥とするだけで「私も該当者よ文句あんの?」と思う方がおられたら申し訳ない、そう言うつもりはありません。
ただ、その母の元で育った自分がなぜこんな状態でいるのかは、自分でも不思議。
もうちょっとましな人間になっててもよさそうなもんなのに。
自分としては全力で努めてこの状態なので、これ以上望まれると本当に困るんですけど(事実だから余計情けない)。

あぁだからもう。
なんか寂しいなぁ〜と思いましたよヘヘン。

今まで生きてきて「少しでも前の私は今より物を知らない私」として過去の自分をうらやむことなどあまりなかったのですが、夕方帰宅中の中学生の群を見てなんかうらやましいなぁ〜と思ってしまいましたヨ。
何がと言うわけでもなく。
自分の中学の頃やその時の出来事なんて繰り返したくないけど。
(思い返すと頭の痛いことばっかりだったな…)
まぁ今中学生だったとしても、きっと「ギャラフォの司令官カッコいー、へー過去にもトランスフォーマーってシリーズあるんだ!!」とか「獅子丸カッコいいー!!へー暁の前に魁なんてあったんだ〜」とかゆってはまって、絶対<ここ四倍画)今と殆ど変わらない道行くと思いますけどね。

なんだ、今のままでいいんじゃん、自分。

はい、立ち直り完了。

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