DVD キングレコード 2006/01/02 ¥7,140

・本編DVD
・特典DVD(未収録テイク・メイキング・監督話など)
・メカ沢仕様パッケージ(円柱の缶)

★★★

買いましたよ(笑)。
だってメイキング見たかったんだもん。
特典映像見たかったんだもん。
何度も見返したかったんだもん。
オーディオコメンタリーまだ堪能してないし。
虎牙さん超激カッコイイんだもん。<マジ!
しかも通常版は軒並み値下がりしてるのに限定版は変にプレミア価格で売る店が多くなって、不安だったんだもん。

とりあえず全てひっくるめて、「今が旬かな」って感じです(笑)。



いやさ、みんな思うと思うんだよ、この缶の中にDVD入ってるわけ?って。
どう入ってんの?円形にディスクがはまる様に入ってるわけ?って。

すげーよ。
紙でできた支えと、熨斗の装丁の包み紙に、ディスクが二枚、CD用の「紙とビニールでできた袋」に入ってるだけだもん。

笑わせてもらったねー!! だって限定版だよ?
ふつーならDVDソフトのケースくらい入ってると思うじゃない?
でもあくまで「中身で勝負」って姿勢と言うか挑戦なんだろうなとまで思っちゃったもんね。
いわゆる「常識」から行けば、通常版はDVDケースに入ってるのに?!って思うじゃん?
でも笑っちゃうもん。

本編見て、未収録テイク見たさに買った者だから余計にうけた。



物語はほぼ原作の初期どおりに主要メンバーが登場。
で、北斗軍団が結成されてからどんどんオリジナル要素が入って、宇宙人と戦争するとこまで行く。
しかもその宇宙人が「ゴリとラー」って言う、知る人ぞ知る(私は知らない)特撮番組の主役キャラだという。
時々置いてかれるけど、そのネタに思わず「理解」を求めて食いついてしまう。
無駄だとは思うんだけどね、その理解は(笑)。

主要メンバーははまり役ばっかり。
キャラクター性って視覚だけの問題じゃないって思い知らされる。

テーマソングが氣志団だそうだけど、歌詞の部分が思い出せない(笑)。
サビしか流れてなかったっけ?

あと、力を注いだとは決して思えない脱力系の簡素なBGMも繰り返し聞いてると耳について離れない。困るよー(笑)。
これと交互にギャラフォサントラの荘厳な曲が脳内リフレインで参ってます。



これはオリジナル、だと思う。
原作は確かにあるんだけど、「新約」と言うか。
原作を知ってる人でも、角度の変わった見方が出来ると思う。



特典のメイキング。これがやっぱりすごい。
当然なんだけど現場の人は常に真剣だし、笑いを真剣に突き詰める人ってやっぱ目が違うんだよね。
モノを作る人は、演じる人、支えるスタッフ、みんなすごいや。
ネズミ系のメイキングは商売っ気が出てる気がして素直に見れないんだけど、これはほんとに感銘受けた。
(現場話は大好きなので基本的には感嘆しながら見てますが)

で、未収録テイク。たるー(笑)!!
確かにこのテンポフルセットで入れたらダブつくだろうな〜と本編と比較して思う。
でもやっぱ面白かった。失敗談とか、現場の裏側とか、役者さんの素顔とか。
(虎牙さん林田君の時はひたすらカッコイイのに素だとなんであんな可愛いの…)
クウガファンの女性が「葛山信吾と一条刑事は顔が違うんだよ!!」と言っていた理由が大納得できた。
須賀さんと神山君も確かに全然違ったし(笑)。
…前田君役の山本さんはそのままだったような感じもするけど(笑)。

で、原作エピソードを休憩中に役者さんが再現して遊んでたって言うのは、前田君と北斗の子分のあだ名付け合いっこでした。
神山君こと須賀さんの撮影だとか。



正直「特典にメカ沢はもういいよー、置き場困るし円柱のケースなんて入るもんねぇよ〜(笑)」とは思った。今も思う。
でもまぁそのアレもアレですか、ん?クロ高の、記念碑?
円柱のケースの活用法、どなたか知ってたら教えて下さい。
二つもあるよ、しかもビニール製と缶。
(※ビニール製はアニメDVD5巻の初回特典)



とにかく、おもしろかったです。
モノヅクリで生きることの厳しさと魅力をひしひしと感じました。
…ホントだよ?

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