指輪

2008年11月2日
この日は結納がわりのお食事会でした。
彼と話し合って、結納はしないことにしたのです。
双方の家族が会うのはこれが初めて。
めちゃくちゃ緊張したか…と言うと、ちょっとぼんやりしておりました。
なんだか話がどんどん進んで来たのであまり実感がわかなかったのです。
彼が家に挨拶に来た時もそうだったし、一緒にいる時も、嬉しいんだけどなんとなく信じられなくて、節目節目で「ああ本当なのね」と、他人事のように思っていました。

両家がそろってご挨拶をして、みんなの前で指輪をはめてもらい、私は真珠のタイピンを渡しました。

会食の間、もっぱら話すのは両親たちで、私たちはあまり話さずひたすら下を向いて食べておりました。

でもその間、私はちらちら、そしてじーっと、自分の指にはめられた指輪を見ていました。

本当なんだー。

本当に私婚約したんだー。

これからは婚約者なんだー。

アクセサリーにあまり興味のなかった私が、8年くらい前に初めて見て「いつか結婚する時、指輪もらえるならこれがいいなぁ」と思った、ピーチゴールドの指輪。
可愛いダイヤが付いていて、裏には二人のイニシャルが入ってる。

どうしてだろう。
どうして憧れるばっかりで全然努力なんかしてこなかった自分が、こんなに次々に夢をかなえてもらえるんだろう。

目の前に彼がいて、家族同士が話をしていて、私の指には指輪があって、妹のつてで手配してもらったこの会場ではみなさんがお祝いの言葉をかけてくれて、お料理にも板さんが腕をふるってくれたそうで、…。

お開きの時に何か挨拶はあるかと聞かれたけど、私は何も言えなかった…。

なんか言ったら泣いちゃうってば!!!

そのあと着替えて、改めて二人で新婚旅行の相談なんかしたんだけど。

驚きが収まって来て、気持ちが落ち着いてきて、実感がわいてきて、体内からやっと幸せ物質分泌し始めました(え)。

ふわーん。て。

トントン拍子のお付き合いの間「落ち着け落ち着け、世の中そんなにうまく行くわけないー」と思って自分を落ち着けてきたせいもあるかと思いますが。

考えてみれば、一目で好きになった人と即お付き合いが決まって、両想いになって、結婚決まって、親同士も和やかにごあいさつが終わって、結婚式場も決まって、新婚旅行どこ行こうか、なんて話してるわけだから。
しかも周りの人がみんな「おめでとう」って言ってくれる。

浮かれない方がどうかしてるよね!!!?

とゆわけで、今後は遠慮なく浮かれようと思います。

いいんだよね!

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