アフレコの話なんだが

『けんぷふぁー』というアニメにまさかまさかの野村道子御大が出ていてびびったのなんの。
（ワカメちゃんですよしずかちゃんですよ、ともに初代の。）

でっ

以前聞いた話だと、アニメのアフレコは通常、３０分アニメ一本につき３回するんだそうです。
通しで一回、修正加えて一回、本番を一回。

ある日『銀魂』見てて…「これを３回…」てビビりましたよ。
特に中井和哉と杉田智和両氏…血管切れませんか…。

でもふと思ったんですよ。
漫画にもプロット、ネーム、下書きでペン入れって手順があるわけです。
つまりは「漠然＞煮詰める＞本番全力仕上げ」…
そうですよねそうですよねー、最初は様子見で、最後の最後「このテンポとセリフでいくか！」で気合い乗せるわけですよねー。
最初からあれじゃ身が持たないし、絵のタイミングや間もわからなきゃ気合いも滑りますもんねー。
うんうん、そうしてかないと身が持たないってホント…あんな激烈ノリ…

でもさらにふと思ったんですが、

かの「ビーストウォーズ」では某役者さんが「他の人が毎回違うギャグふってくるから大変」と言ってました。

あそこはどんな現場だったんだ。

過酷な現場で得難い体験もしたのだろうけど、ややもすると声優さんを変な方向に追い込みかねないビーストノリを、アニメイテッドも踏襲していきそうな勢いがちょっと怖い。
あくまで想像だけども＜ここ４倍角）、皐月先輩（ときメモ４）が詩織ちゃん（初代ときメモ）を意識したしゃべり方を指示されているんであろう如く、切れていいよと言われた子安コンボイの状態をアニメオプティが進まねばならないのだとしたらばそれは一言で「気の毒」以外のなにもんでもない。…と思う。