お風呂入るまではふつーだったんですよ。
比較的穏やかで。

でもね、お風呂上がって、自分の薬塗ってたら、コーグヤーマ(娘)が這いまわって、転んで泣いて、仕方なく片足しか塗ってないとこなだめて、薬塗り再開したらずってってフタ付きのゴミ箱に手を伸ばして、ひっくり返すとまずいからあわててとりあげて、テレビラックのガラス戸も開けようとしてダメダメってベビーベッドの中に放り込んで、そしたらなんかやんなったらしく大泣きして、布団敷き終わるまで待ってようってゆってる間もぎゃんぎゃん泣いて、私めったにイライラしないんですけど、むわわって振動が生じて、ぎゃっ!!と怒っちゃいました。
コーグヤーマのベッドのメリーゴーランドにシーツ投げちゃった。
当たって落ちて、シーツごとコーグの上にどちゃ。
プラスチック製の軽いのですけどね、そしたらピタッと、数秒泣きやんだんですよ。
あっ、と思ったら、やつはげらげら笑い出しましてね。
メリーの飾り、今までさわれなかったのが落ちてきたんで喜んだようです。

意外な展開にちょっと我にかえりました。

でもねー、子供泣かさずに育てんのは無理!!
泣いてるのなんかある程度放置しないとやってらんない!!
でも泣き声聞く許容量こちも無限大じゃないです。
なにしろ行動のすべてがままならないし(トイレやお風呂さえも)。

虐待の話なんか、なんでそんなことって今まで思ってたけど、育て始めて、手をあげたくなる衝動自体はあって当然だと思うようになりました。

かわいいのも本当、愛しいのも本当、この世のすべての危険から絶対に守りたいと思うのも本当。
でも、イライラが積み重なると、このイライラのもとを排除したい、と思ってしまうのも本当。
「それじゃ本末転倒じゃん」と自分につっこんで正気に戻るけど、これ長く続いたら相当しんどいと思う。
楽しくて手をあげてるお母さんはいないと思うですよ。

そういう時は抱っこしておっぱいあげるのが母子ともに一番の特効薬だと思います。
授乳すると母性ホルモンみたいなのが出て、リラックスするってホントだと思います。
授乳しなくなったら、そして生理が来たら私、噴火せずにいられるんだろうか。
だっこできればまだイライラは軽減できるけど、手があかない時ってほんと、気は急くし泣き声は堪えるし、苛立ちがあっという間にたまります。

で、たまにこうしてスッキリと手が空くと、こうやって発散しているのです。
はふぅ。
今日は早く寝てくれましたよ。
最近暑いせいか寝付かなくて、私が離れるとすぐ泣いて起きちゃうし、私自身も暑くて参ってて眠いしで、あんまりスッキリしなかったんで…。

夜一緒に寝られるのも、朝起きて顔見られるのも本当に幸せなんですよ。
たまにちょっとうっとおしくなるくらい、べったりいられるのはきっと最高のぜいたくなのです。

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