前に『実母が代理母になって、娘の子を出産』という話題が世間に出た時、「実のお母さんに負担かけるとわかってても子供欲しかったんだな」と思いました。
子供を欲しいと言う気持ち自体は出産前からでもわかるものです。
その方は(理由は語られませんでしたが)まだ幼い内に子供を産むことが不可能な体になったそうで、思春期や結婚を意識した時、言い表せない苦悩があったことと思います。

出産するには高齢のお母さんのほうは、閉経しているのにホルモンを投与して生理を再開させ、娘とその夫の受精卵を胎内に入れて育て、帝王切開で出産したそうです。
そして、コメントで「やっと娘に自分(娘さん自身)の子供を抱かせてやることができました」とありました。

お母さんになって、私は、そのお母さんの気持ちもわかる…!!と思いました。
高齢での妊娠、出産は体調の著しい変化があってとても大変だといいます。
しかも、人工的な手段なので、もっと体が大変だったと思います。

子供を作る、産む、そのことにどれだけの人工的手段が許されるのか、個人の倫理でかなり意見も分かれると思うし賛否もたくさんあると思います。
私も、前は「何もかも思い通りになるものじゃないんだから、子供も叶わない夢の一つってことがあるんじゃないか、あきらめた方がいいこともあるんじゃないか」なんて思ったものですが、娘のいない世界を想像すらしたくない今は、全ての「お母さん候補」に幸せが訪れて欲しいと思います…。

出産くらいで前より上等な人間になったつもりになっちゃいかんとも思いますが…。

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