子供預けて夫婦二人でという超ゼイタク鑑賞だったので今夏一回限りの鑑賞だと思いますが、それでもう十分。
てかこれ以上観ると命も心もすり切れそうでした。
集中力いるし…お尻痛くて腰抜けそうだし…緊張と長時間座りっぱで…。
なんかもう、おなかも胸もいっぱいいっぱい。
歴代をリアルタイムで全視聴してきて本当によかった!!
シリーズへのオマージュがたっぷりです!!!

あと、映画館のトイレにフタがない理由がすごくよくわかりました。
映画見に行く前にスイカなんかちょっとでも食べるんじゃなかった。
今日ほど誰かに代わりにトイレに行って欲しいと思った日はありませんでした。
「もうクライマックス?!もう?!えまだ?まだ? …うわぁあああああ」→猛ダッシュトイレ
皆さん、スイカ食べて劇場行かないように注意してくださいね!!!
(利尿作用があって近くなるんだよ!!)

実は「上映前って注意や宣伝多いから余裕」と思ってゆっくり劇場入りして、冒頭の月での事件やオプの前説もちょっと逃しました…。
DVDは年末かな…楽しみだ…。

前置き長いですが、以下から感想です。


バレなし程度の感想>

人間関係、トランスフォーマー同士の関係が二転三転。
とにかくキャラの印象がどんどん裏切られ続ける。
先が読めない。
上映時間、ものすごく長く感じる!!!
そして本当に「この先どうなるの?!大丈夫なの?!アンハッピーエンド?!」とかさんざん思う。
目が離せない。
登場キャラに思い入れがあるほど入り込めるけど、それだけにつらい展開。
初めて人間キャラ萌えもありかもと思った…みんなすごい!!!
シモンズ…ああああシモンズー!!! すげー好きだぁあああ!!
3Dは目が疲れて、展開もすごかったことも相まって、もう首を伝うほど涙があふれ出た。
何度画面がゆがんだか!!
旧来からのファンには号泣ものの場面・描写・引用がたっぷりだ!!!!!

人死にもキャラ死にもバンバン出ます。
観てダメージ受ける人は多いように思います。
劇場では目をそむけにくいので、上映中ツライと思います。

3Dだから特にすごいとはあまり思わなかったけど、何が手前にあるかくらいはわかりやすくていいかも。
画面にトラフォーが埋没しなくていいです。

カメラワークやアクションの見せ方が親切になっていた印象。
わりとゆっくりめで流れを見せてくれていたと思います。

タイトル、ロゴだと「ダークオブザムーン」だけど、あちこちで「ダークサイド・ムーン」と表記されてました。
ハッピーセットの袋なんか顕著。



以下、バレあり。














新ヒロイン>
ヒロイン交代は何事もなかったかのようにスルーされると思っていたら、ミカエラにはしっかり振られたことになってましたサム。
でもなんかミカエラなら振りそう…と納得できたあたりがなんとも。
何度も「振られた」とか「別れちゃったでしょ」とか言ったり言われたりしていました。
奇跡的体験を共有した仲…でももしかしてそれだけだったのかもと思える節もあるし(汗)。
観る前、ミカエラとの仲を惜しみながらも「新ヒロインの名前がカーリーじゃ旧来のファンとしては納得せざるを得ん…」と渋々思ったのですが、観た後は「むしろ展開の新鮮味とかで、ヒロイン交代は怪我の功名だったのかも」とまで思いました。
カーリーはミカエラほどアクティブじゃなかったけど(あの子が強すぎるのか…)、それが逆に危機感を煽ってよかったような気がする。
話の展開にも幅が出た感じ。

サム>
就職活動!!
サムのお調子っぷりに自業自得という言葉もよぎるけど、日常と非日常の落差から、サムはあれからずいぶんジレンマを抱え込んでいただろうし、両親もものすごく心配していたと思う。
政府とのことを尋ねられるたび「またか」って何度も思って、それでも何社も回ってるだけで、彼はえらいよ!
彼だってきっと特別待遇をそんなに望んではいなかったと思う。
彼自身、自分の立ち位置が…日常には平凡で、非日常では中心人物だっただけに、不安定だったんじゃないかな。
両親とのやりとりを「うざい」とする評も目にするけど、あれは彼の「守るべき日常」で、非日常における行動力…「平温な日常を守りたい」という正義感や行動力の基礎になっていると思う。
「どこまでも追いかける」の言葉に、旧作で父スパークプラグの危機を救うべく奮闘した息子のスパイクの「父さんがいつも言ってるだろ。愛する者を最後まで見捨てるなって」というセリフが浮かんだ。

とことんシリアスで、わりとヒューマンドラマになっていたように思う。

シモンズ>
まさかの!! トラフォー暴露本で儲けてました。
雇ってる人がまた…!!!<あの人何!すごいおいしいんだけど!!)
そして例の女史と、もしやと思ったら本当にそうだった。
嬉しかったよ最後!!!
ずっと独身を貫くほど好きだった、にしても、独身でキャリアを重ねている女性が絶対に忘れられない男性だった、にしても、素敵だった!!

カーリーの上司>
彼を許せないと感じるかどうかは本当に人それぞれだろうけど、ディセップにかかわったことで「ずっと脅されて生きてきた」人生はつらかったんじゃないかと思う。

レノックス>
パンフで気づいたんですが、着実に出世してますね(責任が重くなると言うか…)。
今回はNESTの指揮とってます。
娘は大きくなったのかな。

エップス>
まさかの脱隊。でもイキイキしてます。
仲間を殺された経験からサムの恋人を助けるのを手伝おうとしてくれるけど、絶望的な状況を見て「あきらめろ」。
彼はきっと「自分がわざわざ死んでしまっては意味がない」という考えが根底にあるんじゃないかな(軍人の基本か)。
可能性には全力で挑むけど、一筋でも光明が見えない時は退く。
犬死にはしちゃいけないと。
その後は可能性にかけてものすごい活躍をしてくれます。

今回は非常に丁寧に『無念の死』が描かれていて、いたたまれない気持ちの9割がそれです。
ディセプティコン妨害作戦を決死の覚悟で行っているけど、死ぬのが怖くないわけじゃない。
空中戦を何とか生き延びてパラシュートで降下!と思った時に軍機に引っかかってしまってあえなく撃墜される兵士…しかもその時の助けを請うセリフが(もう仲間は飛び降りちゃってるから助けてあげられないんだけど…)…わざわざスローのシーンで…。
しばらく耳に残って、思い出すだけでいたたまれないよ本当…。

トランスフォーマーたち>
アイアンハイドがまさかの死。
あのコンビも結局最後…死んじゃったんだよね…スカッと行ってくれたじゃないか…あいつら…。
今回は人間もいっぱい死んだし、一撃で骨になると言うショッキングな描写も。
戦いの激化もあそこまできちんと描かれていると見入らざるを得ない。
キャラに思い入れがあるからこそ展開がつらいと言うのもある。
私がトイレに行ったのはオートボットが捕虜になったシーンの辺りで、どうやらじいちゃん(オートボットの)が、そこで死んじゃったらしい…。

ビーかわいい…。
ビーはやっぱトラフォーのお花だな…。

オプ。
シカゴが結構すごいことになってからの登場に「今まで見てたの?!」と思ったけど、反撃の機会を窺って、耐えていたのかなとも思う…。
申し訳ない話、声優の玄田さんとピーター・カレンに「もういつお休みくださってもいいです…」と思ってしまった。
「ごちそうさまでした」という意味で…一旦すべては終了したかな的な。

世にデストロン&ディセップ(※同じ)ファンも多いし自分も好きだから、今回「これは悪だ…」と思い知らされたのが変な意味、新鮮だった。
映画一作目では「直にやられた人」はマイケル扮するエキストラ(メガトロンにはじきとばされたあの人)だけだったけど、二作目では兵士の戦死者が描かれ、今作でははっきりと通行人も殺されていた。

倒れるビルの中の描写がすごすぎて…結構唖然と…。
あれは例の事件のあとじゃ絶対上映できなかった…。

大阪のプレミア試写会でベイが「大阪壊していいなら大阪撮る」みたいなジョークを言ったようなんだけど、シカゴとワシントンがメタ破壊。
てっきり秋葉原がやられるかと思ってたけどさすがになかった。

人間キャラの交流や思いや…今回心理戦みたいなのがすごかった。

サムがカーリーを人質に取られオートボットを裏切る展開に!!
これはびっくりした!
でもオプがそれさえも見越していたかのようにそれを超えた答えを出していたのがすごいと思った。

サイバトロン星地球に急接近、スペースブリッジ、宇宙船をおとりにして脱出完了していた…などもう旧作からのファンには落涙せざるを得ん描写満載!!

センチネルの気持ちの方が、異星人としてはわかるように思う…。
「自分たちの星」の比重が大きくてもあたりまえだと。
旧作でもコンボイ司令官が「地球かセイバートロン(サイバトロン)星か」選択を迫られ、セイバートロン星をとってしまったことがあった。
オプティにとっては地球や人間の比重が重い(高い?)のが不自然なくらい。
エネルギーと労働力のために地球と人間を使うと言う選択は、地球人が異星人に対してならしていたんじゃないかと思う。

アニメイテッドのセンチネルとオプが仲悪い理由がなんかわかった気がする…。

「おまえは非情な決断ができない」とはセンチネルの弁だが、オプのハードな戦い&破壊っぷりを見た後には「いや…? そうでも…」と思わざるを得ない…。

なんかの漫画でデートのあと女の子が「映画って、映画館を出てきて『ああこれ映画でよかった』って思うためにあるんだよ」みたいなセリフを言っていた記憶がある。
今回がまさにそれ。
劇場を出て、魂をあの世界で遊ばせることができて、なおかつ平穏な日常が現実にあることに感謝した。

例え今すぐDVDが手に入ったとしても、すぐには見返せないと思う。
疲れた…目も心も。
でもそれでも最高の出来、最高の映画だったと思う。
大好きだ!! トランスフォーマー!!!

思い出すか、パンフやアルティメットガイド読んだら追記するかも。
今は…ちょっとぼーっとしたい。
あの世界に思いをはせていたい。

クライマックス間近でトイレ行って見逃した数分、そして「映画って宣伝とか注意長いし」と余裕こいてて見逃した冒頭数分(オプティの前説と月の云々)が惜しいが…まぁいいや、年末(DVD)が楽しみだ!!

はぁ。

とにかく劇場行ってくれ。

損はしないはずだ。

いたたまれなくなるかもしれんけど。

じゃ、またー

追記>>>>>

黒いオプティのトイ>
これ以上黒くしてどうすんの、ただでさえあの人ダークサイドに近いのに…と思ったのは私だけじゃないだろう…。

劇場用パンフ。
出演者のインタビューや経歴、トイやグッズの紹介は大体今までと一緒。
今回、過去2作品の説明に割かれてるページあり。
まぁ前説は必要なんだろうけど…「トランスフォーマーたちの」ファンであればちょっとつまんないかも。
ヒロインに「ラストシーンで、私サムより身長が高いから最後は靴脱いだ方がいい?」と聞かれた時に、監督のベイが「世の男性諸氏に希望を与えるためにそのままでいい」(※超はしょって意訳)と答えたのは気が利いてるなと思った。
日常なら気遣うとこかもしれないけど、非日常で輝く男にそれは必要ないのだ!
ただその後、ベイ「ロシア軍がトラフォーと対決したいと言ったら受けて立つ」ようなコメはちょっと。
「今後もあるかも」的発言もなー。
終わってほしい、3部作って予告で全部撮れたんだし。
いい作品だけど、「続く=彼らが戦う」ことなので、もう平和になって欲しい。心から。

アルティメットガイド。
毎度のことながらトラフォー世界のあちこちがごっちゃ。
映画館で売るのはどうかと思っちゃうなー。
「映画を」気に入って買った人はなんとなくしょぼんとすると思う。
トイもアニメもという展開を知ってる人ならたぶん「この時点でのまとめ本」と承諾できるんだろうけども。
CGの彼らをもっと見せてくれるムックはないものか。
まぁせっかくの映画で、シリーズ全体やトイのファンも増やすチャンスだろうけど…。

ハッピーセット。
帰りはマックでハッピーセットでオプゲットしてきました。
でも出来が悪かったのでちょっとテンション下がりました…。

今日は夫に何度もお礼を言いました。
素晴らしいことを経験したら、身近な人にお礼を言いましょう!!
てか一緒に行ってくれて本当にありがとう。

字幕版も気になるけど、文字を追っていたらあれは見られん…。
とりあえず3Dに関しては「面白いけど、そんな必要性は感じない」って思いました。

じゃまた!!!

<こっから先に書くのどうかと思うけど、一応あらすじ。>
覚えてる分だけ…(不正確かも)。

月面に着地した時から、すでに一部の人間はトランスフォーマーを知っていた。
月で息絶えていたセンチネルはオプティマスによって蘇るが、オプティマスはそれを政府が隠していた事実に腹を立てる。
同じころディセプティコンが人間を襲う事件が続発し、サムはシモンズらの協力でその人間たちがディセプティコンのスパイをさせられていたことを突き止めるが、サム自身もカーリーを人質に取られオートボットのスパイをさせられてしまう。
迫りくるディセプティコンの手からセンチネルとスペースブリッジの柱を守ろうとしていたオートボットだが、なんとセンチネルは蘇る前からディセプティコンと手を組んでおり、裏切られたオートボットは全滅の危機に。
ディセプティコンはスペースブリッジを使い地球の側へサイバトロン星を引き寄せ、地球と人類を故郷復興の資源とする計画だったが、オプティマスの冷静な指揮のもと敵を欺いたオートボットはディセプティコンに反撃。
サムはエップス、レノックスらの助けを得てカーリー救出に成功。
スペースブリッジとサイバトロン星は破壊され、ディセプティコンとオートボットの長い戦いは幕を閉じた。

明日は地上波でリベンジが流れるぜ!!!
ブルーレイ持ってますが。
どこがカットされるかも楽しみなのだ!!!

>>さらに追記

メガトロンの布、何あれ。怪我治ってないのはリアルだと思ったけど。

これ忘れてたなんて…トランスフォームが素敵!!
旧作OPの「投げられて変形・帰ってきてロボットモード」のマイスターが大好きな私にとってそれを彷彿させる変形シーンは至福!!
…しかし大体は重い場面の印象の方が強く残るのだった…。
いいシーン、かっこいいとこもいっぱいあったよ!!

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