結果から言っておきますと、まったく大事なく元気で健康そのものでおります。

午前中夫とお出かけに行っていた娘が号泣して帰宅。
夫は買い物中から全然泣き止まない、と困惑気味。
昼近かったんで「おなかすいたんだよきっと」と昼食に。
泣きやみはしたけど、食事の最中一向に右手を動かさない、腕さえ上げない。
まだ素手で食べたりするので、左手だけでもぐもぐ。
夫が「右手も出して」と使わせようとすると、泣く。
食べ終えて右腕を触ると痛がって泣く。
全然自分から腕を動かさない、動いたと思っても微妙。
号泣としくしくを繰り返す。
腕が動かずバランスが取れないのか、転んだり、よたって歩いたりする。
さすがに心配になって、緊急医に午後一(3時から)で飛び込む。
(運よく最寄り緊急医が整形だった)
どうも肘関節が外れていたらしく、先生の診察中に入ったらしい。
診察室入るや大泣きだったんで、診察を怖がって泣いてるのか、痛みで泣いてるのか不明な状態で一応レントゲンを撮ることに。
(私妊娠中なんで夫が代わりにレントゲン室へ。妊婦の行動制限を久々に実感)
レントゲンは全く異常なく、夫か娘が、買い物中手を繋いでいる時に引っ張った時に肘関節が抜けたんではないかと。
7歳までの子供は関節が未熟なのでよくあることらしい。
私も幼児期に父と遊んでいて抜けたことがあると母に聞いていたんで、心当たりはあったものの結果がわかってひと安心。
しばらく腕に違和感があったのか娘はぐずり気味で、先生があまりにぐずるので帰り際「もう一回見せて」と娘の腕に触ろうとしたら、動いてなかった右腕を思いっきり「いやっ!!」という風に振ったので、先生も看護婦さんも「大丈夫!動いてる!」と大笑い。
シップも何もいらないと言うことで、帰って無事おやつを食べました。
しばらくおとなしくしていたけど、夕飯を終える頃には違和感もすっかり取れたようで、反動でえっらい大騒ぎして無事就寝。

という、また別な意味で充実した一日でした…。

いやぁ…びっくりした…。

こんだけ元気の塊だし、関根勤さんも子供の頃の真理ちゃんを遊んでいて肘を外してしまったと聞いたし、「小さい子によくあること」とは聞いていても、実際子供の腕が全然動かないと言うのはかなり衝撃で、しかも最初冷静でも長々泣かれると「もしかしてこれは…」と言う想像で不安になってくるもので。
そこへさらに娘の号泣が続くと涙が出てきてしまったりして。
服を脱がせる時、痛がっている腕のほうを先脱がせようとしたらまずかったようで「お母さん落ち着いて!」と先生に言われました。
あとで「痛がっている方は最後にしてくださいね」って教えられました、そうですね、慌てていました。

別に責めたつもりはないですが、夫は「引っ張ってないもん…」とすねたようにしておりました。
つまり逆に相当自責の念が強いのだと思います。
実際娘は最近、手を繋いで歩いている最中急に面白がって引っ張ったりぶら下がったりするので、そのせいかとも思います。

それにしても、普段子供が痛みや苦しみで泣いている姿を見ずに済んでいることがこんなにありがたいことだったなんて。
日々感謝しているつもりではあっても、本当に素晴らしいことだったんだなぁと実感しました。
逆にこんな気持ちで毎日を過ごす方もいらっしゃるのだとも。
娘の腕が何時間か様子を見ても動かないという時、雨が降って来たら何を考えていても濡れてしまうというような、不可抗力に近いショックを受けました。
冷静になろうとしてももう、理屈じゃないのですね。
いえ、冷静になるべきなのですが。
子供の誤飲や怪我の対処法で、「まず保護者が落ち着くこと」と書いてあります。
なるほど、当然だと思っても、その場ではなかなか…(痛感)。
オレオレ詐欺もこうして引っ掛かる方がいるんだと思います…。

とりあえず、何事もなく迎えられた今夜に感謝を。
そしていつも元気で健康でいてくれる娘と、母として不甲斐ない私を許してくれる夫にも、感謝を。

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