お産説明会の2回目、メインはお産当日の流れと入院設備の紹介でした。
医療費の支払いや、保険の適応、次にサインして持って行く書類なども。

そしてだんだん長女の時のことを事こまかに思い出すうち、
「ああ、私また赤ちゃん抱っこできるんだ」
という喜びとともに、体が思い出すんでしょうか、こう…こわばるような神経がとがっていくような、妙な緊張感が出てきて、ちょっと気持ち悪くなってしまいました…。
説明会自体も、1時半から4時ちょっとすぎまでと長めだったんで、そのこともあるかと思います。
最後に分娩室を見学して解散だったのですが、今入ってみるとお産当時の記憶よりずっと狭く感じました。
そして分娩台を見る内、また妙な緊張が…(^^;)。

長女の時、あちこちの…保健センターや病院などの関連機関から…山ほどお産情報や育児系のフリーペーパーをもらい、いろんな方のお産の話を読みました。
その中に「お産の時の痛みを思い出すので、子供の誕生日が近付くと暗い気持ちになる」と言う方もいました。
お産の痛みは、言うなれば異常事態の時のものなので、一説には脳が頑張って忘れるように仕向けるそうです。
育児に追われて思いだしている間もなくなることもあると思いますが…。
でも例外もあるみたいです。
こればかりは個人の体験ですし、その方は命も危ないような状態になったのかもしれませんから、恐怖感がよみがえっても仕方ないと思います。
私自身も長々「あーもう終わってくれー」と思いながら長時間過ごした記憶があるので、今幸せで、別にそれほどつらい記憶としては残っていないのですが、やっぱり体が覚えているんでしょうね…。
帰ってきても、しばらくちょっと気持ち悪かったです。

でも、帰ってきてすっかり大きくなった娘を抱っこしたらちょっと落ち着いて。
「ああ、もうこんなに大きくなったんだなぁ」と思うと、涙が出てきます。
もう赤ちゃんの「あ」の字も見えないような「幼児」になりつつありますが、思い返すと、体は辛かったながらに(精神状態も不安定でしたが…)幸せな経験だったと思います。

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